【キーワードは”行動”】「Permission to Dance」 歌詞の意味【BTS】

音楽

世界中で聞かれ、愛されているBTSの「Permission to Dance

世界各国の人々がこの曲に合わせてダンスを踊る動画や、タイトルを入れ替えるとNo Pandemic Storiesになることが話題になったりしました。

親しみやすいサウンドで大人気の「Permission to Dance」ですが、その歌詞の意味に注目している方は意外に少ないのではないでしょうか。

この曲では、BTSのメンバーが現在の世の中の状況を踏まえて、とてもポジティブなメッセージを届けてくれています。

そこで今回は「Permission to Dance」の歌詞の意味を解釈し、彼らからのメッセージを紐解いていきたいと思います。

それでは早速いきましょう!

結論

「心からやりたいことのために、行動し続けよう」

そんなメッセージをこの曲は届けてくれています。

それでは早速、1番から歌詞を細かく見て、そこに込められた意味に迫っていきましょう!

「Permission to Dance」の歌詞の解釈

1番 Aメロ

It’s the thought of being young
When your heart’s just like a drum
Beating louder with no way to guard it
When it all seems like it’s wrong
Just sing along to Elton John
And to that feeling, we’re just getting started

【和訳】
若い日を思うと、心臓の鼓動がドラムのように高鳴り、それを妨げるものは何もなかった。
全てがダメそうな時は、ただエルトン・ジョンの歌を歌うんだ。
その感じのまま、これからがスタートだ。

若き日に、夢や目標に対して胸を高鳴らせていたことを思い出している様子が描かれます。

不安な時も歌を歌いながら、乗り越えていくことができたあの頃。

人は大人になるにつれ、現実や世間を気にして、子供の頃の純粋な気持ちを忘れてしまいがちです。

そんな過去の自分を思い出させてくれるような冒頭です。

1番Bメロ

When the nights get colder
And the rhythms got you falling behind
Just dream about that moment
When you look yourself right in the eye, eye, eye
Then you say

【和訳】
夜の寒さが深まり、君が周りに後れを取っているように感じる時は、あの瞬間に思いを馳せてごらん。
君が自分自身を見つめる時、そして叫ぶんだ。

「辛く苦しい状況の下でも、若き日の純粋な気持ちを思い出して、自らの本心に目を向けてみよう」と伝えてくれています。

「夜」は暗く苦しい状況を、「周りに置いていかれる」で周囲の人たちに乗り遅れていることが表されています。

また「他人と自分を比べてしまい、周りのことがうらやましく感じられる時こそ、自分自身を振り返ることの大切だ」ということを教えてくれます。

サビ

I wanna dance
The music’s got me going
Ain’t nothing that can stop how we move, yeah
Let’s break our plans
And live just like we’re golden
And roll in like we’re dancing fools

We don’t need to worry
‘Cause when we fall we know how to land
Don’t need to talk the talk, just walk the walk tonight
Cause we don’t need permission to dance

【和訳】
「踊りたい」
音楽が僕を動かす、僕たちを止めるものなんて何もない。
計画なんか捨て去って、ただ黄金のように生きよう。そして踊りまくって楽しもう。

心配なんて不要だ。落ちても着陸する方法を知っているからね。
回りくどい言葉は不要だ、ただ今宵を満喫しよう。
僕たちが踊るのに許可はいらないのだから。

何度も繰り返される、まさにこの曲の大トロ部分です。

この曲では、心からやりたいと思うことが終始「ダンス」に喩えられています。

「僕らを止められるものなんて、この世には無いのだから、とにかく行動してみよう。

そうすることで、黄金のようにな輝きを伴った人生を歩むことができる。

あれこれ考えて立ち止まるよりも、一応最悪の場合の対処法だけ考えて、まずは何か一つ始めてみよう。

僕たちに「踊る」ための許可は必要無いのだから

BTSのメンバーはそう言って私たちの背中を押してくれます。

2番Aメロ

There’s always something that’s standing in the way
But if you don’t let it phase ya
You’ll know just how to break
Just keep the right vibe, yeah
‘Cause there’s no looking back
There ain’t no one to prove
We don’t got this on lock, yeah

【和訳】
いつでも道を塞ぐものはあるだろう。でも怖がらなければ、その対処法は自然と見えてくるさ。
振り返る必要はないのだから、流れに身を任せよう。
誰もこの先のことなんてわからないのだから。

ここでは何か壁が立ちはだかった時の考え方を教えてくれます。

「あまり考えすぎて怖がるのではなく、流れに身を任せて行動し続ければいい。

誰も僕たちができないと証明することはできないのだから」

と、ここでも動き続ける大切さを強調しています。

努力がなかなか報われず、人から認められない苦しい期間を乗り越えた上で、

現在輝かしい活躍をしているBTSの彼らが発する言葉だからこそ、説得力がありますよね。

2番Bメロ

The wait is over
The time is now so let’s do it right

We’ll keep going
And stay up until we see the sunrise
And we’ll say

【和訳】
待つのはもうやめだ。今が始めるその時だ。

僕らは進み続ける、日が昇るまでやり続けるんだ。そして叫ぼう。

「待つのはもうやめだ。今こそ始めるんだ」と、やはり行動することを勧めてくれます。

「何かを始めるのにベストなタイミングは、常に今だ」

という言葉があるように、新しいことをするならなるべく早い方が良いです。

迷っている時間は勿体ない、と多くの成功者は口を揃えて言います。

そして諦めずにやり続けることの大切さを伝えてくれます。

「日が昇るまで、何度も挑戦し続けよう」

夢ややりたいことを実現するには、結果が出ない時もそのための努力を続けることが重要です。

成功するまでやり続ければ、失敗はそのための糧に過ぎません。

そしてこの後、サビがもう一度繰り返され、曲はCメロへと続いていきます。

Cメロ

Well let me show ya
That we can keep the fire alive

‘Cause it’s not over
Till it’s over say it one more time
Say

【和訳】
僕らが見せてあげよう、その火を燃やし続けていく姿を。

まだ終わってないのだから、最後まで何度も叫ぶんだ。さあ!

BTSはこれまでこの曲で述べてきたことを、これからも自らが体現していく姿勢を示してくれています。

「僕たちも行動し続けていくから、君も行動してみよう」

最後は自らの背中で、私たちを導こうとしてくれている、BTSの思いが感じられるようなCメロです。

そしてラストはもう一度、サビが繰り返されてこの曲は締めくくられます。

まとめ

「Permission to Dance」の歌詞に込められたメッセージについて考察させていただきました!

キャッチーなサウンドとダンスの他にも、魅力的なメッセージが込められている曲でもありました。

「本当にやりたいことのために、行動し続けよう」

コロナの影響で、自由にやりたいことができない今だからこそ、響くメッセージですよね。

気分が落ち込んでしまっている時に聴けば、この曲はまた頑張る力をくれます。

「あなたにとってのダンスは何ですか?」

BTSが言うように、周りや世間を気にせず、自分が本当にやりたいことに日々の中で取り組んでいきましょう。

「私たちに踊るための許可は必要ないのだから」

この記事が、この曲の理解の助けとなってBTSのメッセージを受け取って、人生にプラスの影響を受け取る一つのきっかけとなれば幸いです!

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自然が多い田舎で日々文章を書いて暮らすデカい男(Z世代)

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