【”世界一幸福な国”はなぜ?】フィンランドから学ぶ幸せに生きるコツまとめ

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「世界一幸せな国」とも言われるフィンランド

ムーミンやサンタクロースなどで知っているという方も多いのではないでしょうか。

このフィンランドという国、世界幸福度ランキングでは4年連続で一位に輝くという偉業を達成しています。

なぜこのような結果が生まれるのか。

福利厚生の充実や男女平等、安全性の高さや働きやすい仕事環境などこうした要素以外にも、

調べてみるとそこにはフィンランドならではの環境や文化、国民性に至るまでさまざまな要因があることに気付かされます。

そこで今回は、フィンランドの幸福度が高い理由とそこから学べる考え方について紹介していきたいと思います!

幸せとは何かについて考えるきっかけとなるような内容になっています。

それでは早速いきましょう!

フィンランドから学ぶ幸せのコツ

見た目よりも内面を重視

これはフィンランドというよりも北欧諸国全体に言えることですが、人を見る時にその人の外見的な要素よりも内面をよく見るということが特徴的です。

私たちはどうしても人からどう見えるかに重きを置いてしまいがち。

そのため顔やスタイルを良くしたいと考えますし、ブランドのバッグや高い服にアクセサリーなど物質的なもので自分をよく見せようとします。

フィンランド人はこうした外見的な面よりもその人が何を大事にしているかであったり、どのような考えを持っているのかということを重視します。

外見的な面は他者との比較がどうしても発生してしまいますが、内面は比べるのが難しくオンリーワンが認められるというのも強いです。

終わりのない他人との競争の外で、唯一無二が認められるその人の内面を大切にし、そこに重きを置いてみる。

こうした姿勢が国全体としての高い幸福度を実現する上で大きなプラスとなっていると考えることができます。

自分の幸せを重視

フィンランド人は他者にどう見られるかよりも、自分がどういったことに幸せを感じるかを大切にします。

周りから羨ましがられるからといって、社会的に評価が高いような職種に就こうとするのではなく、自分が心からやりたいと思える職に就くようなイメージでしょうか。

各々が自分自身のスタイルというものを持っていて、それに従って生きていく傾向が強いために、あまり周囲の目というものを気にしません。

先述の「内面を重視する」ということも、フィンランドの人々のこうした性質を作り上げるのに影響していると考えられます。

「他人にどう見られるかよりも、自分自身がどうありたいか」

の精神を体現していることがフィンランドの高い幸福度を実現しているのは間違いないでしょう。

小さなことに幸せを感じる

私たちは将来のことに思いを馳せてしまっては、ついついネガティブに陥ってしまいがち。

そんな時には得てして目の前の「今」に目を向けることができなくなっています。

フィンランドの人はあえてゆったりしたライフスタイルを送り「何もしない時間」を過ごすのを楽しむのだとか。

生産性や効率といったものとは一度距離を取る時間を設けることで、目の前の物事に目を向けることができるようになります。

また仕事以外の、家族と過ごす時間や本当に心を許した友人との時間といった、何気ないけど私たちにとって絶対的に必要なものを大事にする姿勢も持っています。

「人間の幸福を考える上で、最も重要な要素は“人間関係”である。」

とよく言われますが、フィンランドの人たちは自然とこれを実現し、内面における充足感を感じることができているのですね。

身近に豊かな自然がある

フィンランドはとても自然豊かな土地であるということも高い幸福度に影響しているというのも間違いないでしょう。

市街地からでも、少し足を伸ばせばすぐに森や湖といった大自然に触れることができます。

夜には北極圏特有のオーロラを見ることもできるのも魅力的ですよね。

自然というものは私たちが思っている以上に偉大なもので、本当に多くのメリットを私たちにもたらしてくれます。

ストレス解消はもちろん、地球の大きさやそれと繋がっている意識を持てることで私たちの幸福感はアップします。

こうした実は人間にとって欠かすことのできない大自然が身近にあるという環境が、フィンランドの幸福度を高めてくれています。

サウナ

今日本でも大人気のサウナ。実はフィンランド発祥なんですよね。

フィンランドでは一家に一台サウナが完備されているのが普通なんだとか。

サウナが好きな方なら首がもげるほど頷いてくれるかもしれませんが、サウナのストレス解消効果はとてつもないものがあります。

サウナに入ると、それまでの悩みや憂鬱なんて嘘のように吹き飛んでいくんですよね…

「なんて小さなことに悩んでいたんだ!」という気持ちにさせてくれるサウナがとても身近な環境にあり、日常的に入ることが習慣であるフィンランド人。

このことも間違いなくこの国の幸福度が高い要因の一つでしょう。

関連:【週1を1年続けた結果わかった】サウナの7つの効果まとめ

本を読む

フィンランド人はよく本を読みます。

他の国に比べて公共図書館の利用率がとても高いのが特徴的。

読書には頭が良くなるのはもちろん、高いストレス解消効果や幸福度を高めてくれるという効果も確認されています。

フィンランドは教育水準も世界トップクラスと言われていますが、この読書習慣があるというのがこのことにも影響を与えていると考えられます。

スキル的な面はもちろん、精神的にも多くのプラスになってくれる読書。

フィンランドの人々に習って、これを日々の習慣に取りいれてみるのも悪くないかもしれません。

まとめ

今回は、フィンランドの幸福度が高い理由とそこから学べる考え方を紹介してきました!

「世界一幸せな国」と言われるだけのこともあり、フィンランドからは学べることが多いんですよね。

私たちが当たり前のように思っていることも、外国から見たら全然そんなことはないということは往々にしてあります。

たまには日本の外にも目を向けてみることで自らを客観的に眺めるというのも、より良い人生を送る上で大切なのかもしれません。

まずはすぐにでも意識できる「小さな幸せに目を向ける」ということから始めてみては。

この記事が、皆さんのフィンランドについての知識を深め、何か自らの人生に気づきを得るきっかけの一つとなれば幸いです!

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