「美しいものといえば?」
と聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか。
パッと頭に浮かぶものがある一方で、なかなか多くをあげるのは難しかったりしますよね。
しかし辺りを見渡してみると、美しいものは身の回りから世界に至るまでたくさんあるということに気付かされます。
また美しいものには、実はリラックス効果や脳機能を高めてくれる効果があるなんて言われたりも。
たまにこうしたものに触れるのは私たちにさまざまな恩恵をもたらします。
そこで今回は、形あるものから抽象的なものまで「美しいもの」をできるだけ紹介していきたいと思います!
頭の中でぼんやりと美しいものを浮かべながらチェックしてみてください。
それでは早速いきましょう!
美しいもの、綺麗なものまとめ
大自然
何と言ってもやはり「自然」には美しいものが非常に多いです。
地球がとてつもなく長い時間をかけて生み出した風景には、有無を言わせぬ圧倒的な美しさがあります。
自然から「美」を感じられるものは本当に多いので、以下で代表的なものを見ていきましょう。
海
真っ青に染まった海はとても美しいですよね。
「地球は青かった」という言葉もある通り、この星の大半を占めている海。
そんな綺麗で壮大な海は見ているだけで心が穏やかになります。
山々
海と対になる雄大な山々も美しいものの代表格です。
山の近くにいると、まるでそれらが自分たちを守ってくれているような存在の大きさを感じることできます。
四季に応じてさまざまな姿を見せてくれるのも山の魅力の一つです。
夕焼け
太陽が沈む時に見える夕焼けもとても美しいですよね。
晴れている日なら、夕方ごろに毎日これを見られるというのもなんだかちょっと贅沢な気がします。
「オレンジ色」だけでは片付けられない色とりどりの色彩を目にすることができます。
星空
夜に現れる満天の星空もとても美しいです。
田舎などの街灯が少ないところで見上げる星空はまた格別。
星を眺めていると宇宙を感じることができ、自分は「銀河」という広大な一つのものの中にいるということを再認識させられます。
花
花も自然が生み出す美しいものの代表格。
季節ごとにその雰囲気に合ったさまざまな種類の花が咲いてくれるのもとても趣があります。
外で見かけても案外スルーしがちですが、しっかり観察してみるとその洗練されたデザインに驚かされます。
生き物
長い月日の中で生存のために進化を遂げてきた生き物の体には美しさが宿ります。
鳥や深海生物、クラゲ、昆虫などはわかりやすい例ではないでしょうか。
独特のきらめきを宿すこれらからは美しさを感じることができます。
身近なもの、形あるもの
夜景
大都会の夜景を目にすると、思わず息を呑むような気持ちにさせられますよね。
真っ暗な夜の闇の中で光を放つからこそ感じられる美しさがそこにはあります。
建築物
ヨーロッパの教会、京都奈良に代表されるような日本の伝統的な建物などの建築物もとても美しいです。
「建築こそ芸術の中心」という言葉があるように、様々な要素や技術が建築物には込められています。
まさに人類の叡智ともいえる圧倒的な美しさがそこにはあります。
街並み
長い年月をかけ人々の生活の中で生まれた街並みにも美しさがあります。
ヨーロッパのものがパッとイメージされますが、日本の京都の街並みもまた違ったベクトルで魅力的。
そんな街中を散歩するのも良いですよね。
伝統工芸
職人の繊細な技術によって生み出された伝統工芸品には「美」が宿ります。
非常に細かいところまで精緻に作られたものには驚かさせます…
未だ機械には代替不可能とも言われる、とてつもなく高度な職人技には感嘆せずにはいられません。
料理
フルコースの創作料理やスイーツに和菓子なんかは、もはや芸術とも言える美しいものもちらほら。
「美味しい料理は目で味わう」
なんて言葉もありますが、それらは味覚だけでなく視覚からも楽しめるというのは伊達ではありません…
絵画、アート
「芸術」といったらまず思い浮かぶのが、この絵画やアート。
非常に細かく描き込まれた線や大胆不敵な表現は美しいとしか表現できません。
今では映画や漫画アニメなども素晴らしいものも多く、これらからも「美」を感じることができます。
宝石、ジュエリー
途方もない長い時間をかけて地球によって生み出される宝石。
そのためやはり希少であるのは間違いありません。
しかしだからこそ、これでしか味わえない唯一無二の煌めきや輝きがあります。
美男美女
世の中には容姿が格段に美しい人物がいるというのも事実。
そうした顔立ちの良さは絶妙な対称性から生み出されるのだとか。
そこから感じられる美しさは、思わず見入ってしまうようなものがあります。
「全盛期のキムタク」もとんでもないです。笑
抽象的なもの、目に見えないもの
音楽
ここからはちょっと抽象的なものになります!
「美しい音楽」というものもたしかに存在します。
聴いていて思わず鳥肌が立ってしまうような凄み。
そんな音楽からは引き込まれるような世界観すら感じさせられます。
歌声
美しい歌声というのもやはりありますよね。
透き通るような歌声や真に迫るような力強い歌声は、聴いていて心を揺さぶられます。
これも人が歌うからこその魅力なのでしょう。機械が代替するのはまだ想像できません。
ダンス
洗練された踊りにも美しさが宿ります。
流れるような動きは、ダンサーたちの気が遠くなるほどの練習の賜物。
これも人間がやるからこそのものでしょう。
言葉や文章
「美しい文章」というものもたしかに存在します。
目には見えないけれど、綺麗な風景が思い起こされたり、心を動かすような力がそんな文章にはあります。
また韻を踏まれていたり、語感が揃えられることによっても美しさが感じられたりもします。
自然法則や数学の定理
ちょっと意外かもしれないのが、この「定理法則」
一見雑多で複雑なこの世界を数字や記号によって、とても簡潔に表してしまう点には美しさが宿ります。
世界一美しい数式とも言われる「オイラーの等式」の意味するところを知れば、その凄まじさに震えること間違いなし。
物語
完成された「物語」からも美しさを感じることができます。
起承転結の構成に加えて、隅々に貼りめぐされた伏線などが綺麗に回収されていく様は圧巻。
全体を通して伝えようとするものがある作品は、なおさら凄みがあります。
それを人間が考えたという点に、実は一番魅せられているのかもしれません。
愛や友情、人が人を思いやる姿
少しクサいですが、人が人を思う姿というのもとても美しいです。
見返りを求めず、ただ純粋に相手のためになることをしようとする点に美しさが宿るのでしょう。
(宗教における信仰心などもここに関係してくるはず)
そこには何にも代えがたいものがあります。
夢を追う姿、ひたむきに努力する姿
何か一つのことに真摯に取り組む姿にも美しさが宿ります。
純粋無垢に夢や目標を信じて追いかける様子やただ一つのことに全てを傾ける姿には決して汚されるべきでない何かがあります。
自らもそんなふうに「美しく」生きていきたいとつくづく思わされます…
まとめ
今回は、美しいものや綺麗なものをできるだけまとめてみました!
美しさを感じさせてくれるものというのは、身の回りにも意外と多く存在しているということがわかります。
他なら洗練されたスポーツ選手の動きや赤ちゃんや動物たちの曇りなき眼差し、各文化ごとの美意識なども挙げられるでしょう。
総じて、自分より圧倒的で壮麗なものや複雑な諸要素が極めて簡潔に収束したもの、五感を喜ばしてくれるもの、無駄のない洗練されたもの、純粋で汚れのないもの、などに我々は美しさを感じることが多いようです。
しかし、「美とは恐ろしいものだ。その定義を規定できないのだから」
という言葉もある通り、考えれば考えるほど哲学的になっていくのも事実。
それだけに「美」は人間ならではの感覚と言うこともできるのでしょう。
たまにはこうした人間特有の楽しみの一つである、美しいものに触れる時間を作ってみていただければと思います。
そこから心を動かされる体験はもちろん、時には癒しやある種の気持ちよさ、脳への新鮮な刺激をもらえること間違いなしです。
この記事が、皆さんが身の回りの美しいものに目を向けてみる一つのきっかけとなれば幸いです!