【優しくてあたたかい世界観】心が疲れた時に読むと癒される小説5作品まとめ

文学・小説

毎日を過ごしていると、精神的に消耗しきって何もしたくないようなグッタリとした気分になってしまうことはよくありますよね。

そんな時にはふと、

「癒されたい…」

と心の中で思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな時に実は大きな見方になってくれるのが癒される小説です。

本の中の別世界に入り込む中で、リラックスできたり、心を落ち着かせてくれる物語に触れることで、いつの間にか精神的に回復していたなんてことも!

そこで今回は「読むと癒される小説」と題して、読むと心が軽くなったり、リフレッシュできるような5作品を紹介していきたいと思います!

「本を読むことで癒されたい」と考える方にぜひチェックしていただきたい内容です。

それでは早速いきましょう!

【心が疲れた時に】読むと癒される小説5作品

エミリの小さな包丁

森沢明夫さんの作品は読んでいて癒されるものが多いですが、その中でもイチオシがこの「エミリの小さな包丁」

傷ついた主人公が港町に住む祖父のもとを訪ねて行き、そこで「小さな武器」を手に入れるまでの様子が描かれます。

読んでいるこちらも彼女と共に精神的に成長できるのを感じるような、優しい世界観が魅力的です。

また祖父が作ってくれる地元の海の食材を使って作られる料理がどれも美味しそうなんですよね…

ここも森沢明夫作品の魅力の一つ!

読後は温かい気持ちになれると同時に、海沿いの町へ出かけ、美味しい海鮮料理を食べたくなること間違いなしの一冊です笑

さいはての彼女

読むと、まるで旅行をしたかのような気分になれる一冊「さいはての彼女」

忙しない毎日を生きる女性たちが、ふとその日常を離れて「別世界」を体験する様子が描かれます。

作中に出てくる旅行先の綺麗な風景や美味しそうな料理の数々が、原田マハさんの美しい文章で書かれます。

そのどれもが目に浮かぶような描写で素晴らしいんですよね。

物語を読んでいると、自然とこちらも「羽を伸ばす」ことができているかのような気分になれます笑

短い物語が集まった短編集なので、ひとつひとつを気軽に読めてしまうという点でも疲れた時にありがたい作品です。

キッチン

【あらすじ】
私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う――

同居していた祖母を亡くし途方に暮れていた桜井みかげは、田辺家の台所を見て居候を決めた。友人の雄一、その母親のえり子さん(元は父親)との奇妙な生活が始まった。

絶望の底で感じる人のあたたかさ、過ぎ去る時が与える癒し、生きることの輝きを描いた鮮烈なデビュー作にして、世界各国で読み継がれるベストセラー。

日本に留まらず、世界中で翻訳され読まれている吉本バナナさんの傑作「キッチン」

心に傷を負った登場人物たちが関わる中で、お互いに徐々にその痛みを癒していく様子が描かれます。

そのため読んでいて、こちらも精神的に満たされるのを感じることができるのが特徴的。

また作中に出てくる料理が美味しそうなのも魅力的です。

名作ですが、それほど分量も多くなく、割とサクッと読めてしまうので、まだの方は一度手に取っていただきたい作品。

読後はカツ丼を食べたくなること間違いなしです笑

日日是好日

【あらすじ】
お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。

失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。

がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。

「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……
季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。

作者が茶道に通う中で、その先生から様々なことを学んでいく様子が描かれる「日日是好日」

厳密にはエッセイですが、この本を読むと、毎日の捉え方が変わってしまうような大きな力が秘められているような作品です。

読むと「茶道」というものの作法や世界観はもちろん、そこに横たわる精神性までをも感じることができます。

タイトルの「日日是好日」とは一体どういう意味なのか。

読み終えた時には心で理解することができるはず。

日常生活に疲れて生きる意味を見失いそうになった際などに、定期的に読み返したくなるような一冊です。

西の魔女が死んだ

【あらすじ】
大好きなおばあちゃんは本物の魔女。生きる力も本物だった――

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。

西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……

映画化もされた有名作「西の魔女が死んだ」

このタイトルを一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そのタイトルの物々しさからは想像できないような、とても優しい世界観が特徴的な作品です。

学校に馴染めなかった主人公が、おばあちゃんの元で暮らす中で、少しずつ精神的に成長していく姿が描かれます。

おばあちゃんの家がある山奥での日々の暮らしや緑に囲まれた景色の描写がとても魅力的。

読んでいて「たまにはこうしたゆっくりとした手触り感のある生活も良いよなー」と思わされます笑

ラストがなかなかの驚きの展開なので、そこを楽しみにぜひ最後まで読んでいただきたい作品です。

まとめ

今回は「読むと癒させる小説5作品」を紹介させていただきました。

疲れやストレスを感じた時に読書をすることで、とてもリフレッシュできますよね。

その中でも今回紹介させていただいたような、優しく美しい物語に触れることで、さらにその効果を高めることが可能です。

いつも忙しない毎日を送っているという方は、たまにはこうした作品たちに触れて、ほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

読後はまた頑張れるようになること間違いなしです。

今回の記事が、皆さんにとって疲れを癒してくれるような物語たちと出会う一つのきっかけとなれば幸いです!