頭の一文字が違うだけのENFPとINFP。
表面上は結構違うけど、内面的な部分では共通する所がかなり多いとされる両者。
一般的な相性論では可もなく不可もなくといった印象で語られることが多いです。
お互いのことがわかってしまうので、大きく共感できる所もあれば、逆にある種の面倒くささを感じてしまうのも事実なのでしょう。
個人的にもENFPの友人がいますが、彼女はかわいい妹のようでありながら、共に理想に向けて奮闘する同志のような存在。
あまり交友関係は広げたくない自分でも連絡を取り合う数少ない人間の一人なので、そこまで相性は悪くないのではと思います。
そこで今回は、INFPの僕の視点から見たENFPについての特徴をまとめて紹介していきたいと思います!
違うようで似ていると思ったら、似ているようで違うという両者の不思議な関係について理解を深められること間違いなし。
最後には両者にちょっとしたエール的な内容も書いているのでお付き合いいただければ幸いです。
それでは早速いきましょう!
ENFPをINFPの視点から綴る
ENFPの彼女にキャッチコピーを付けるなら「守りたい、この笑顔」です。笑
一応大人の見た目はしているけど、子供みたいに無邪気な一面をどうしても隠せていないようなキャラクター。
その純真さを見ていると、人はまだ信じることができるという気持ちにさせてくれます。何かと悪意や虚偽に満ちた現代社会ではけっこう貴重な存在。笑
イメージしやすいのが、モデルのローラさん。
よくENFPの有名人の例で出てきますが、これに関しては多分当たってます。仲の良い彼女と雰囲気がそっくりなので笑
表面上は明るくてふわふわしているけど、どこかスピリチュアルなところがあって奥には自分なりの信念があるような感じ。
この性質ゆえにENFPを語るうえでは、彼女たちの世間体と内面の間でのある種の「矛盾」に着目することが欠かせません。
これを踏まえた上で、以下でその特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
明るくて社交的
SNSとかを見ている感じだと割と「陽キャ」
明るくよく笑っているので、いつもハッピーで悩みなんか何一つなく見えます。
口癖は「海に行って日焼けしたい」
(人間にはそんな欲望があるのかと驚きました笑)
けど常に能天気で明るいというわけにはいかないのがENFPの特徴の一つ。
一人になるとふと考え込んでしまうというある種の二面性があります。
そのため夜になると急にナーバスなモードに入って、部屋で泣いてしまうこともあるのだとか。
普段の様子からは考えられないので、初めにそれを聞いたときはとても驚きました。
友達が多い
明るく社交的なため、とても友人が多いです。
また彼女は英語ができることもあってか、外国人の友達もとても多いです。インスタのストーリーは一人だけ異国感が漂っています笑
実際人と会うことでエネルギーがもらえるのだとか。先述の通り一人でいると気分が落ち込んでくるので、それを避けるために人付き合いをする側面もあるらしいです。
けど上辺だけうまくやる付き合いになることが多く、本当に気の許せる人は数えられる程度のよう。
いわゆる「広く浅く」が多めの人間関係です。
ここは一人が好きで、本当に気の許せる少数の人間との繋がりがあればいいと考える自分とはかなり違うポイント。
(「広く浅くならそんなに人付き合いしなければいいじゃん」なんて自分は思ってしまいますが、彼女はそういう次元では生きていないのでしょう笑)
以上のように、
「明るくて人との交流が好き」
という一見良いことが多そうなENFPのこの性質ですが、他の内面の要素ゆえにこのタイプにしかない独特の生きづらさを生み出しているのも事実のよう。
以下ではそんな点を深堀って見ていきましょう。
(ちなみにここからはINFPとも大きく共通してきます)
自由人
ENFPは何かに縛られるのをすごく嫌がるという印象が強いです。
(それゆえ、このタイプ特有の行動力や自由な発想を可能にしているのも事実でしょう)
これはINFPもなのですが、サラリーマンとして働いて生きていく姿があまり想像できないタイプ。
自分のやりたい時にやりたいことができないことに、とてもストレスを感じる両者。
実際、二人で新宿駅の広場に座りながら、行き交うスーツの人たちを見て「俺たちはああはなれないな」「そうだね」的な会話をしたことをよく覚えています。笑
(ここで誤解してほしくないのが我々はそんな人達にどこか憧れがあるということ。シンプルに「すごいな」と思います)
そしてそれは他者への理解の姿勢に対しても同様であるよう。物事の受容に柔軟性があり、何かを押し付けるということはせずに一度は受け止めます。
だからこそ集団ではあまり話さない僕のような変わり者とも仲良くしてくれているのでしょう。
しかし、世間ではなにかと集団の規律や組織慣習を守ることが重視されることが多いです。
そのため自分と世間の中でのズレを感じてしまうことが多いよう。
気まぐれだけど行動的
気まぐれな性質が強いのもENFPの特徴の一つ。
これがよくわかるのが、個人的に彼女と続いている月に1、2ラリーをするだけのLINE。
「もしかして嫌われているのか?」
なんて始めの方は思ったこともなくはないですが、他の女友達にもそんな感じみたいなのでそれが普通なのでしょう。笑
個人的にもこのマイペースな感じで好きな時に返信すればいいという連絡スタイルは、義務感が少なくてとても楽だったりもします。
(でも「ネガティブになったら電話してきて」と言ってくれたりもするので、精神的にありがたかったりもします。これはそうした時の痛みや辛さを彼女自身痛いほど理解しているからでしょう)
そして頭の中にアイデアが浮かんだら、すぐに行動する性質が強いのも特徴的。彼女はなんか気づいたらいつも海外にいます。笑
しかし、計画的にものごとをこなしていくことが良しとされることが多い世の中。ここでもズレを感じるよう。
ロマンチスト
「愛」とか「美」といったな内面的でメルヘンロマンチックなものを、とても大事にしている所があります。
そのため、美しい映画とか可愛い動物の動画などを薦めると喜んでくれます。笑
またミュージカルなどの明るくて楽しげな作品を好むイメージもあります。
僕自身も普段は自らの内面を極力表に出さないので「血も涙も無いヤツ」と思われたりしますが、実は内心そういうものをとても重視しています笑
普段あまり表には出しませんが、彼女になら解放することができます。
人によってはそうしたものを冷やかしたり、馬鹿にしてくる人もいるのが事実。そのため共有できる人が限られてくるのでしょう。
好き嫌いがはっきりしている
良くも悪くもすごく「わかりやすい」性格。
多分嘘をつくことなどがとても苦手で、どうしても顔や雰囲気に出てしまいます笑
逆にこの性質ゆえに、自分の好きなものや価値のあると思うものを堂々と発信することを可能にしているのでしょう。
僕は何か発言する前に「これに反対の人もいるよな」とかあれこれ考えてしまって、結局何も行動しないなんてことがざら。
そのため、そんな彼女のある種の強さにはちょっとした憧れを抱いているのかもしれません。
また世間的には「本音と建前」の使い分けを要求されることが多いのも事実。そのため自分らしくあれない感じを抱くことも多いように見えます。
理想がある
「嘘がつけない」というのは他人対してそうであるように、自分に対してもそう。
毎日を妥協して過ごすことにとても苦痛を感じるタイプです。
しかし、それゆえに夢に向かって頑張ることができるのも事実。
彼女もミュージカル俳優になるという夢に向かって日々努力しています(がんばれ!笑)
僕自身も生きる意味とかを考えてしまい、それに応じる生き方をしなくては気がすまないという点があるので、そこは大きく共通するものがあると感じます。
そんな同じような志を持つ人間であるため、決して自分の内面を馬鹿にされないというのがわかっているので、自分の心の奥を打ち明けることもできるのでしょう。
やはり巷では世間体や「社会的責任」を果たすことが重視され、「そんな夢ばっか見てないでちゃんと足元見ろよ」という考えの人が多いのが事実。
これに関してはどちらが良いとか正解とか言うわけではないので、永遠に終わらない議論のテーマの一つです。
まとめ
今回は、個人的に大好きなENFPについて綴ってきました!
ここまで見てきたように、かなり共通する部分があるので相性は悪くはないと言えると思います。
愛や美といったロマンチックな部分や、自らの夢や将来の展望といったシリアスな一面を共有できる、ある種の「戦友」となってくれているような印象。
お互い「普通」に生きることがなかなか難しい気質なので、それなりに世間とのギャップを感じて悩むこともありますが、どちらもそこを自覚しているので励まし合うことができるのでしょう。
個人的にも自分の弱い面を見せることができる稀有な存在の一人です。能天気に見えてもなんだかんだで心配してくれていることがわかるので、ある種の心の拠り所となってくれています。
総じて、明るく社交的であるがゆえにリアルな人との交流が欠かせないけど、内なる繊細さや理想のために周囲とのズレや生きづらさを感じてしまうことも多いENFP。
そのため多くの人に囲まれていても、どこか満たされない感覚を味わうことも多いのでしょう。
そんな時には言いようのない孤独感に襲われることもあるはず。実際人は本当に一人でいるよりも、集団の中でわかってもらえない感覚を味わう時により孤独を感じてしまうこともわかっています。
しかし世の中には僕みたいに普段はあまり表に出さないけれど、実は心の中で同じような理想に燃える人間が存在するのも事実です。
世界にはそんなやつもいるとわかれば、仮に今の環境で精神的な寂しさを感じていても少しは心を軽くすることもできるはず。
一緒に自らの「理想」に向けて日々がんばっていきましょう。
この記事が、ENFPとINFPの両者の自己理解や日々を過ごす上での何かしら精神的なプラスになれば幸いです!
【おまけ:おそらくENFPが好きな映画や動画たち】
(INFPも嫌いじゃないはず笑)