映画を観たいけど、実写作品ほど力を入れて鑑賞したくないという時にうってつけなのが「アニメ映画」ですよね。
アニメ映画は間違いなく日本が世界に誇れるものの一つであると言えるでしょう。
アニメと映画のいいとこ取りをした気分にもなれるのも魅力的な点だったりします。
しかしアニメ映画といっても世の中には実に多くの作品が存在しており、どれを観ればいいのか迷ってしまうという方も多いはず。
そこで今回は、絶対に押さえたいアニメ映画のおすすめ20作品を紹介してきたいと思います!
それでは早速いきましょう!
押さえたいアニメ映画20作品
もののけ姫
いつものジブリとはどこか違った異様な雰囲気を放つ作品であるのがこの「もののけ姫」
制作にも非常に力が入っており、従来の作品とは比べ物にならないほどのセル画が描かれたというのは有名な話です。
物語を通じて、文明と自然の共存そのあり方についてまざまざと描かれます。
社会的な面にも目を向けさせられ、考えさせられるような作品。
こちらも大人になってから改めて観直すことで、その奥深さに気づくことができるような作品です。
風の谷のナウシカ
こちらもスタジオジブリの名作「風の谷のナウシカ」
日本のアニメ映画を語る上で避けては通れないほどに存在感があるような作品です。
戦争や科学、自然や生物との共存について、圧倒的なスケールの物語を通じて考えさせられます。
一つの物語の中にあらゆる要素が散りばめられ、重層的で奥行きのある世界観に驚かされること間違いなしの傑作です。
千と千尋の神隠し
日本が世界に誇るアニメ映画の名作がこの「千と千尋の神隠し」
独特の雰囲気の中にどこか日本の神話を感じさせる世界観が魅力的で「別世界」を体験できるのが魅力的です。
さまざまな考察ポイントがあり、なかなか理解しきれないというのもこの作品の特徴の一つ。
人生で一度は観ておきたい名作です。
これらを押さえれば、宮崎駿監督の自伝的要素が強い「君たちはどう生きるか」もより楽しめるでしょう。
君の名は。
一時社会現象まで引き起こした「君の名は。」
新海誠作品の魅力は何と言ってもその圧倒的に美しい映像。
現実よりも美しいのではないかというほどに綺麗な世界を作品の中で楽しむことができます。
そこに加えて音楽も素晴らしいんですよね。この作品ではRADWIMPSが音楽を手がけており、作中でとても効果的に使われて作品の魅力を引き立てています。
物語も飽きを感じさせない展開の連続で最初から最後まで楽しめるものになっています。
新海誠監督なら「言の葉の庭」もおすすめ。
ルパン三世 カリオストロの城
宮崎駿監督の才能を世界に知らしめたと言われる作品「カリオストロの城」
30年も前の作品にも関わらず、キャラクターがなめらかに動く作画の素晴らしさに驚かされます。
物語もエンタメとして楽しめるのはもちろん、歴史や人間の業の深さなどが織り交ぜられたとても味わい深いものになっています。
銭形警部の名言「奴はとんでもないものを盗んでいきました…」も必見です!笑
時をかける少女
細田守監督の一番の代表作と言ってもいい作品「時をかける少女」
タイムリープものの金字塔的作品です。
青春を詰め込んだかのような切ないストーリがたまらなく良いんですよね。
過去に戻れるということから、逆に「今」の大切さをありありと感じることができるのもとても魅力的です。
名言「未来で待ってる」もお見逃しなく!笑
サマーウォーズ
こちらも細田守作品の代表作の一つ「サマーウォーズ」
ある田舎の大家族で世界の危機に挑むひと夏の物語。
作中で描かれる仮想世界の描写が近未来を思わせるようなものになっているのが特徴的。
今現在「Web3.0」や「メタバース」が話題になっている中で、その世界観を体験できるようなものになっています。
夏に観ることで盛り上がれること間違いなしの作品です!
火垂るの墓
高畑勲監督の代表作「火垂るの墓」
過酷な戦争の中で生きた兄妹の姿が描かれます。
物語は主に兄の視点から語られ、苦難と犠牲を通じて家族の絆を感じさせられます。
観ていて苦しくなるような場面も多いですが、日本人として押さえておきたい作品の一つです。
この世界の片隅に
こちらも戦争を描いた傑作「この世界の片隅に」
この作品では、戦争に「巻き込まれる」人々の様子をまざまざと目にすることができます。
前触れもなく何の罪もない人たちが大切なものを失い、時には命を落とすこともある戦争。
人々がそんな戦争に振り回され、人生をめちゃくちゃにされる様子が胸に突き刺さります。
観ると今ある「当たり前」に感謝せずにはいられないような作品です。