【人生を煌めかせる唯一の方法とは】「自分の中に毒を持て」の内容を要約してみた【岡本太郎】

自己成長
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「芸術は爆発だ!」

で有名な芸術家の岡本太郎さん。

そんなどこか型破りで豪快なイメージのある彼が書いた自己啓発本が「自分の中に毒を持て」

有名人の中でもこの本に影響を受けたと公言している方が多数存在しており、それほどに強力なパワーを秘めた一冊です。

今回は、そんな「自分の中に毒を持て」の内容を要約して、人生を生きる上で特に大事な部分をお届けしてきたいと思います!

  • 毎日がどこか退屈でつまらない
  • 自分らしい人生を送りたいと考えている
  • 「芸術的」とは何なのかを知りたい
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です。

それでは早速いきましょう!

「自分の中に毒を持て」要約

ありのままの自分でいろ

岡本太郎さんはとにかく「ありのまま」でいることの大切さを強調します。

私たちは自分のマイナスの部分にばかり目をやってしまい、自らに対する自信を無くしてしまいがちです。

しかしそんな自分を根本から変えるというのは容易なことではありません。

ならいっそ、そんな自分をありのまま認めてあげることで新たな道を開きます。

「ダメ」な自分を認めると、今度は自分の良い面に自然と目が向くようになるもの。

今度はそこを活かしたり、伸ばしていく方向へと自らのエネルギーを傾けることで、必ず物事は好転していくと彼は言います。

「変化しなくていい」

という一見後ろ向きな選択に見えながらも、実際はすごくポジティブで前に進む勇気を与えてくれるような岡本太郎さんらしい考えです。

周りと比べず、人の目を気にするな

「周囲を気にせず、自分のやりたいことやるのが大事だ」

と岡本太郎さんは言います。

私たちはとかく何かの選択をする際、周りからどう見られるか、どうすれば周囲から浮かないかに必死で自分の本心に従うということが苦手です。

しかし一度きりの人生、周りに合わせながら生きているとどこかで

「あれ、自分は何をしているんだ?」

と自らの毎日に疑問を抱くことになってしまいます。

自らの人生の主役は間違いなく自分自身です。

死ぬ時に後悔するという最悪なことを避けるためにも、周りを気にせず自分の本当にやりたいことに挑戦していくのが大事。

岡本太郎さんは、そんな当たり前だけど多くの人が忘れてしまいがちなことに気づかせてくれます。

一瞬に全てを懸けろ

「ちょっとでもやりたいと感じるものを見つけ、少しでもそこに情熱を感じたなら、迷わずやってみろ」

と岡本太郎さんは言います。

新しいことを始めるのに多少の恐怖は付き物ですが、その際も何も考えずに全力でやってみるのが大事です。

行動すれば自ずとそうした恐怖も晴れ、代わりにさらなる情熱が湧いてくるものだとも彼は主張します。

すべからく成功者は言いますが、やはり「行動は大事」

三日坊主になってもいいから、とにかく情熱を感じたものに片っ端からトライしていくことが、人生を間違いなく豊かにしてくれます。

「無条件」で生きろ

これは本書の中でも特に印象的なフレーズ。

将来や周りのことは気にせず、ひたすらに「今」を生きることが大事だと岡本太郎さんは言います。

人生は「今」が積み重なった末にできていくものです。

極論「今」を楽しめなければ、人生を楽しむことはできないとも言えます。

そのためにも、これを阻むような日常のあらゆる制約や固定観念、世間の常識から自由である必要があるんですね。

「芸術は爆発だ」

という彼の有名な言葉は、この考えを強く受けて発せられたものであるということが分かります。

下手なら下手なりに自由にやれ

いざやるとなった時、次に気になってくるのが自分の習熟度合いですよね。

周りと比べて下手だと、たちまち自信を失ってしまい、やる気を失ってしまうということになりかねません。

そんな時に岡本太郎さんは「自分の上手い下手は気にするな」と言い切ります。

下手ならそれはそれで型にハマらない自分独自の魅力を生み出すことができるとも見ることができます。

そもそも世間の上手い下手は、固定の価値観から設定されたありきたりなものであることが多いです。

真の価値はそうした既存の枠から外れた、思いもよらない角度から生み出されることがほとんど。

変なことを気にして自信を失うよりも、とにかく目の前のことに没頭し続けることが大事であるということに気づかせてくれます。

自分を大事にしすぎるな

人間誰しも自分が可愛いものです。

そのため自分の本当にやりたいことには蓋をして、自分が傷つかないように「安全」な道を行ってしまいがち。

岡本太郎さんはそんな人々に対して「最大の敵は自分自身である」と言い放ちます。

充実した人生を生きたいのなら常に「危険な道」を行くべきだと。

そもそも「危険な道」が目に入ってくるのは、本心ではそっちに行ってみたいと思っているという場合がほとんど。

人生を謳歌するためには、時には安定や安全よりも、心惹かれる危険な道に直感の赴くままに進む選択をすることが大切。

そんな人生の本質にに気付かせてくれるような言葉です。

「幸せ」=「純粋に生きる」

人生の良し悪しは「夢に向かってどれだけ生きたか、挑戦したか」

で決まると岡本太郎さんは断言します。

自分の心からの夢に向かって日々努力し、それに全力で取り組むことが人生を輝かせる唯一の方法であると。

給料をもらって家族を持つといった、世間で言われている「幸せ」に対しても彼は疑問を呈します。

「本当に満足できているのか、自分に満足だと言い聞かせているだけではないのか」

逆に言えば、夢に向かって生きることを決めるだけで「最高の人生」は約束されたとも捉えることもできます。

やはり充実した人生を送る上で「夢」は不可欠な存在であることに気づかさせます。

これらから自分の心のあり方や持ち様次第で人生は大きく変化するということを、彼は熱い言葉で教えてくれます。

まとめ

今回は、岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」の内容を要約してきました!

とにかく自分らしく、本心に従って、夢を追いかけて行く大切さを学ぶことができる一冊。

人生に不安を抱えている、自分の進むべき道が定まらないといった方にぜひ読んでいただきたいです。

きっと進むべき道を示し、人生のバイブルとなてくれること間違いなしです。

この記事が「自分の中に毒を持て」の内容に触れ、皆さんのこれからの日々を考える上でのスパイスとなれば幸いです!