【人生で一度は読んでおきたい】おすすめの外国文学10選【読みやすいものから超名作まで】

文学・小説

実際に読んでみないとわからない大きな魅力があり外国文学。

時が経っても変わらない人間の本質やその当時の文化風習に触れることができるというのがその大きな魅力と言えます。

たしかに初めはとっつきにくいけど、読んでいくと次第にわかってくるような独特の面白さがあるのは事実だったりします。

そんな外国文学に興味はあるけど、どれを読んだらいいのかわからないと感じる方も多いはず。

そこで今回は僕がこれまで読んだ中でおすすめの作品を読みやすいものから抑えておきたい名作まで

「人生で一度は読んでおきたいおすすめの外国文学10選」と題して紹介していきたいと思います!

あまり長すぎず、読みにくさも感じにくい作品たちから選んでみました。

それでは早速いきましょう!

おすすめの外国文学10選

アルジャーノンに花束を

【あらすじ】
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歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。

手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

SF小説の大傑作として名高い「アルジャーノンに花束を」

知能を高める手術というSF要素もありながら、人間の本質的な内容に触れられる名作です。

「幸せ」とは、「人間にとって大事なもの」とは、についてとても考えさせられます。

ラストでタイトルの意味を理解できた時は、鳥肌が立つほど凄まじい何かを感じることができます。

外国文学としては比較的読みやすい作品なので、あまり慣れていないという方はまずこちらの作品から読んでみては!

関連:【人生で大切なものとは】「アルジャーノンに花束を」あらすじと魅力をご紹介

デミアン

ヘルマン・ヘッセの代表作「デミアン」

主人公がさまざまな試練と冒険の中で、自分の内なる自己を理解し、精神的に成長していく様子が聖書の内容に紐付けられながら描かれます。

タイトルのデミアンは主人公にとっての導師のような存在であり、彼に様々な哲学的なアイデアや人生の意味について教え導いてくれます。

そこからは伝統的な価値観や社会の期待にとらわれず、個々の魂の旅を追求することの重要性を存分に感じることができます。

人によってはこれから生きていく上での指針にもなってくれるような力を持つ一冊。

200ページとそんなに長くもないのでまだの方はぜひ。

星の王子さま

【あらすじ】
いちばんたいせつなことは、目に見えない

世界中の言葉に訳され、70年以上にわたって読みつがれてきた宝石のような物語。今までで最も愛らしい王子さまを甦らせたと評された新訳。

これまでで最も愛らしく、毅然とした王子さまが、優しい日本語でよみがえります。世界中の子供が、そして大人が読んできた。世紀を越えるベストセラー。

仏文学の超有名作品である「星の王子さま」

一度は読んだことがあるという方も多いかもしれません。

子供向け作品のように思われがちですが、むしろ大人になってから読むことで、その魅力に気付かされます。

「”愛”とは何か」など、生きていく上で大切にするべきものを確かめさせてくれる機会になってくれるんですよね。

人生の本質に触れるためにも、今こそ改めてじっくりと読み直したいような一冊です。

ガリバー旅行記

スウィフトによる有名なイギリス文学「ガリバー旅行記」

ジブリ作品や「ワンピース」などあらゆるファンタジーの土台ともなったの基にもなった独特の魅力的な世界観がそこにはあります。

そんな中でも当時の人たちを風刺したような描写があるのも見逃せないポイント。

そこからは「人間」について考えさせられます。

これらの観点から興味深い内容になっているので一読の価値ありです。

イワン・イリッチの死

「戦争と平和」で有名なトルストイの代表的な短編「イワン・イリッチの死」

トルストイの後期の作品の一つであり、彼の価値観や死生観の中核に触れることができる作品です。

(「戦争と平和」はとてつもなく長いので、まずはこちらから入るのがおすすめ笑)

死と人生の意味について深い洞察を提供すると同時に、人間の喜びと苦しみ、自己探求の旅を描いた傑作。

読めば人生で大切なものについて考えさせられること間違いなしです。

ボヴァリー夫人

フロベールの代表作「ボヴァリー夫人」

結婚生活にいまいち満足できず不倫に走る女性の姿が描かれます。

この作品の一番の特徴はその美しい文章です。

フロベールの言葉遣いと文章構造は緻密で洗練されています。

美しい女性の描写や日常の中の自然描写、舞踏会で煌びやかな世界の描き方などは特に凄まじいです。

読んでいて五感を刺激されるような体験ができます。

「美しい文章 in 外国文学」を味わいたい方はぜひ。

赤と黒

フランス文学の傑作として名高いスタンダールの「赤と黒」

ちなみに「赤」は当時の貴族階級を示す色で、「黒」は聖職者を表す色のこと。

文学の醍醐味の一つに当時の社会の様子を知ることができるというものがありますが、この作品では特にそれを感じることができます。

読んでいて、19世紀フランスの身分制度やそこでの人間の葛藤などがとてもよくわかるのが印象的。

文学が好きかつ世界史も好きという方には読んでいてたまらない内容になっているのでおすすめです。

ゴリオ爺さん

バルザックの代表作「ゴリオ爺さん」

こちらも19世紀のフランス文学における傑作です。

この作品の特徴は「圧倒的な父の愛」

ゴリオ爺さんは貧しい老人としての哀れさと、父親としての愛情と献身が混在するキャラクターとして描かれます。

これがバルザックの詳細な心理描写により描かれるため、読んでいてその人間性と葛藤をこれでもかというほど感じられます。

この作品を読んだ後は、自らの父親の見方が変わること間違いなし…

また社会の階級制度や倫理観を鋭く批評し、19世紀のフランス社会をリアルに描写されるのも特徴的。

登場するキャラクターたちは、財力や社会的地位に翻弄され、その中で生き抜こうと奮闘する姿が描かれています。

総じてこの作品は、人間の欲望と人間性、社会の複雑さについての深い洞察を提供してくれます。

当時の社会や人々の心理をありありと知りたいという方はぜひ。

罪と罰

ドストエフスキーの代表作「罪と罰」

長さと読みにくさがあるのは否めませんが、ドストエフスキー作品は異常な面白さがあるので紹介せざるを得ないです…

まずこの作品は殺人を犯したことにより罪の意識に苛まれる主人公の心理描写が秀逸。

そんな様子を読んでいると「やっぱり正しく生きないとダメだな」と改めて思わされます笑

また貧困など当時の社会状況に加えて、「超人理論」や人間の真の贖罪や「復活」などの哲学的な内容が含まれるのはさすがと言った所。

評判に違わず読んでおいて損はない名作です。

(「悪霊」もすごく面白いのですが、政治や思想色が強い上に、終始暗いストーリーなのであまりおすすめはできないです。笑)

カラマーゾフの兄弟

【あらすじ】
物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。

放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。

そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。

「人類文学最高傑作」とも称される、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」

「罪と罰」も面白いのですが、個人的にはやはりこちらを推したいです…

その肩書きに相応しく非常に重厚な内容で、「人間」や「宗教」「家族」「情愛」「貧富」といった人類の根源的な問題について深く考えさせられます。

「読むと世界が変わる」とも言われる世界文学の大傑作。

たしかにこの作品を読み通した後は、内面的に全く違う自分に生まれ変わることができるような力があります。

ページ数と読みにくさ、共にかなりハードルが高いですが、時間をかけてでも人生で一度は読破したい作品です。

関連:【世界の見え方が変わる】「カラマーゾフの兄弟」の魅力と凄さを全力でご紹介!

まとめ

今回は、おすすめの外国文学10選を紹介してきました!

「神曲」や「ファウスト」、「イリアス」、「オデュッセイア」なども、いろんな元ネタになっている壮大な世界観を味わえるので、教養として押さえておいて損なしです。

読んでいて純粋に楽しいだけでなく、様々なことを学ぶことができるのが外国文学の良いところ。

初めは少しハードルを感じるかもしれませんが、その奥深さに気づくともうそこから抜け出すことができないような魅力があります。

今回紹介したものの中で気になったものがあったら、ぜひその作品から読んでいただければと思います。

この記事が、皆さんが外国文学という魅力的な世界を身近に感じ、この世界に足を踏み入れるきっかけとなれば幸いです!

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