「自然を感じて癒されたい」
なんて思う時が、忙しない毎日を送っているとありますよね…笑
そんな時に役立ってくれるのが実は「映画」だったりします。
舞台となる自然の風景が綺麗なものを鑑賞することで、その映像を見ながらとてもリラックスすることができます。
そんな楽しみ方もできる映画。
今回は、その中でも特に自然の映像が美しい映画を紹介していきたいと思います。
それでは早速いきましょう!
自然が美しい映画作品まとめ
君の名前で僕を呼んで
北イタリアを舞台にした一夏の物語「君の名前で僕を呼んで」
ヨーロッパ特有のきらびやかな大自然がとても印象的な作品。
また映像、音楽、キャスト、ストーリーのどれもがとても美しいものになっています。
「美」を味わいたいという方にぜひ一度観ていただきたい作品です。
アラビアのロレンス
第一次世界大戦中にアラブ人を率いて戦ったイギリス将軍を描いた名作映画「アラビアのロレンス」
ラクダに乗ってアラビアの砂漠地帯を行くシーンが多いのですが、その一つ一つがとても美しいです。
広大な砂漠と巨大な岩山は、アラブ世界を描いたこの作品ならではの映像。
作中であまり馴染みのないイスラーム文化に触れられるのもおすすめポイントです。
ブロークバック・マウンテン
山の中で一緒に羊番をすることになったのをきっかけに、二人の男が関係を深めていく物語「ブロークバック・マウンテン」
アメリカ中西部の美しく雄大な山々が生み出す大パノラマを楽しむことができます。
そんか大自然の映像とゆったりとした音楽によって、大きな癒しを感じられること間違いなし…
また物語自体もとても心動かされるものになっているので、そちらにも注目していただきたいです。
スタンド・バイ・ミー
少年時代のひと夏の冒険を描いた青春映画の傑作「スタンド・バイ・ミー」
自分が幼かった時の感情やその時の友人関係に思いを馳せることができます。
舞台となるアメリカである郊外オレゴン州の大自然の風景がとても開放的で美しいです。
青春映画ということで若い人はもちろんですが、大人の方にこそ観ていただきたいような作品です。
レヴェナント:蘇りし者
わが子の復讐を果たすための圧倒的サバイバル劇を描いた「レヴェナント」
内容はかなり物々しいですが、まるで風景写真のような迫力満点なアメリカ西部の大自然の映像が凄まじいです。
原始的な感情すら呼び起こされる圧倒的な自然美は一見の価値あり。
アカデミー賞も受賞した、ハンターを演じるディカプリオの演技もとても印象的です。
愛と哀しみの果て
アフリカを舞台にしたラブストーリーの名作「愛と哀しみの果て」
「アフリカ」というのがなんとも珍しいですよね。
作中ではそんなアフリカ独特の広大なサバンナや野生の動物たちが数多く登場します。
飛行機からこの地を眺めるシーンはまさに名シーン…
その迫力と地球の雄大さをも感じられるような映像に魅せられること間違いなし。
また物語からも何か気づきを得ることができるような作品です。
デルス・ウザーラ
「デルス・ウザーラ」は、黒澤明が監督を努めたソ連映画で、アカデミー外国語映画賞を受賞しています。
1902年、地誌調査のためにシベリアを訪れたアルセーニエフは、密林で暮らすゴルド人猟師デルス・ウザーラと出会います。
厳しい自然に直面し窮地に陥ったところをデルスに助けられ、アルセーニエフはデルスの生き方に感嘆を覚え、次第に強い友情に結ばれていきます。
映画はロシア文学に傾倒していた黒澤明の念願のロシア語作品で、ソ連の映画界の全面協力のもと、シベリアの極寒の地で長期ロケを敢行して作り上げられました。
50回目のファーストキス
同名アメリカ映画の日本版リメイク作品「50回目のファーストキス」
原作を踏襲しながら、笑える要素も追加されており独特な魅力を持つ作品になっています。
ストーリーももちろん良いのですが、なんと言っても出てくるハワイの景色がとても綺麗。
海はもちろん、火山群や夕焼けに星空とそのどれもが非常に美しいです。
これを観たら、ハワイに行きたくなること間違いなし!
WOOD JOB!(ウッジョブ)〜 神去なあなあ日常〜
田舎の村に林業体験をしに行く青年のお話「ウッジョブ」
最初は村人たちと互いに疎みつつも、徐々に認め合い、つながりを深めていく様子に心動かされます。
そして林業ということで、緑に覆われた山々の風景とそれを形作っている森林がとても綺麗。
観ていて日本の自然の美しさを感じることができ、気づくととても癒されているような力がある作品です。
白鯨との闘い
メルヴィルの名作文学「白鯨」を原作となっている作品「白鯨との闘い」
鯨漁を行う男たちが太平洋に投げ出され、そこでサバイバルを行う様子が描かれます。
「海」をこれでもかというほど味わえるような映像からなる作品。
広大過ぎるとも言える海の圧倒的な美しさと同時に、その恐ろしさをも感じることができます…
ザリガニの鳴くところ
本屋大賞翻訳作品部門を受賞した原作を映画化した本作「ザリガニの鳴くところ」
こちらは舞台となる湿地帯の映像がとても美しいです。
そこでしか味わえない風景や出会えない生き物たちに触れられるのが魅力的。
ストーリーも最後には意外な展開が待っているので、そちらにも注目していただきたい作品です。
めがね
知名度はあまりかもしれませんが、こちらもすごく癒される作品「めがね」
ロケ地となっている世論島の綺麗な青い海と大自然がとても印象的です。
観ると南の島に旅行したような気分になれます笑
「たまにはのーんびり生きるのも悪くない」
そんなやさしい気づきをくれるような作品です。
オリーブの林を抜けて
イラン映画の名作「オリーブの林を抜けて」
オリーブの林から成る画面一面の「緑」のとても美しい風景が印象的。
良い意味で見ていて頭を空っぽにできます笑
音楽のない静かな雰囲気も相まって、その映像に入り込んだような感覚になれます。
また「映画内映画」という独特の不思議な世界観を体験できるので、そちらも楽しんでいただきたいです。
ブータン 山の教室
ブータンの山岳地帯にある、アクセスが困難な村で教師として働くことになった若い男性の物語。
そこの雄大な山々や広がる草原などの大自然は、物語の背景として非常に印象的に映し出されます。
特に標高の高い場所での過酷な生活がリアルに描かれており、その中での人々の温かさが一層引き立ちます。
そうした所からも人間の根源的な幸せに改めて気付かせてくれるような作品です。
ベルベット・クイーン ユキヒョウを探して
チベット高原の過酷な自然環境で生きる動物たちを描いたフランスのドキュメンタリー映画です。
野生動物写真家と作家で地理学者の男が、幻のユキヒョウを探す旅を通じて、マヌルネコやチベットアンテロープなどの希少動物を記録しています。
チベット高原の手つかずの自然と、そこに生きる希少動物たちの姿を美しく捉えた映像が魅力的です。
彼らの冒険を通じて、自然との共存の大切さや生きていく上で大事にするべきことについても考えさせられます。おすすめです。
まとめ
今回は、自然が美しい映画作品を紹介してきました!
映画はその映像にこだわって制作されているからこそ、素晴らしい自然を感じさせてくれます。
疲れを感じた時、たまに自然の映像が美しい映画で視覚的にも癒されてみてはいかがでしょうか。
その際のお供として今回紹介した作品たちを見ていただければと思います。
この記事が、皆さんが映画を通じて思いっきり自然を感じる一つのきっかけとなれば幸いです!