「人生にとって重要な出来事の80%は、35歳までに起こる」
とも言われているのは有名な話。
この機会を逃さないように、若いうちからしっかりと準備しておく必要があると言えます。
家を建てる際も、その土台をしっかりと築く必要があります。
また誤って変なものを築いてしまうと、後からそれを修正するのは一から作るよりも時間がかかってしまうものです。
こうならないためにも、人生をより充実したものや自分が満足できるようなものにするために、20代の10年間は非常に重要な期間であることは間違いないでしょう。
しかし、そんなこと言っても実際にどのようにして過ごせば良いのかわからないという方も少なくないはず。
そこで今回は、より良い人生を送るために20代のうちにやっておくことで必ずプラスになるもの10個をまとめてみました!
- 20代を有意義に過ごしたい
- 若いうちから意識を高く日々を生きていきたい
- 今自分が何をすべきなのかわからない
こんな方にぜひチェックしていただきたい内容です。
それでは早速いきましょう!
前提:「学びと挑戦の繰り返し」
20代の時期はたくさん知識を吸収した上で、とにかくチャレンジしてみるのが大事です。
頭で考えているだけではわからない、実際に動いてみて初めてわかることが世の中にはたくさんあります。
長い人生において、まだまだ時間があるこの時期に、何か行動を起こさないのはとてももったいないと言い切れます。
「何度も何度も挑戦を繰り返す」
このことを踏まえた上で、以下では具体的にやりたいことを紹介していきたいと思います。
20代のうちにやるべきこと10選
「セルフアイデンティティ」の確立
「自分はどのような人間なのか、どんなことが得意なのか、はたまた苦手なのか」
自分についてしっかりと理解することは、より良い人生を送る上で不可欠な要素であると言えるでしょう。
これを「自己分析」とも言ったりしますよね。
自分が向いていない環境や分野で勝負しようとすることは、非常に危険な行為です。
全員が全員それを苦手ならまだ良いのですが、この世界では面白いことにどんなことにも自分が苦手なことを難なくこなしてしまう人が存在します。
自分が苦手なことでそれを好きで得意な人と勝負したら、その結果を予想するのはまあ簡単です。絶対に勝てません。
自分の勝てる分野、輝ける環境を探すことに20代のうちから取り組むことがとても重要です。
色んな挑戦をする(失敗してもOK)
20代の特権として、失敗してもやり直しが効くという点があります。
これは残り時間的な意味でも、周りの目などの社会的評価という観点からもそう言えるでしょう。
仮に20代で大きな失敗をしたとしても、やり直す時間がまだ存分に残されています。
実際、今現在の社会で活躍している人たちでも20代のうちに大きな失敗や挫折を経験している方ばかりです。
また社会的評価の観点からも、若者の失敗は比較的大目に見てくれる傾向があります。
こういった点を利用しない手はありません。
そのため20代のうちから少しでもやりたいと思ったことにはチャレンジしてみるのがいいでしょう。
たとえそれがうまくいかなくても、何か学びが学びが必ずあるはずです。
「次はこうしてみよう」「ここでは自分は活躍することができない」など、行動する中で気づきが得ることができれば、こっちのものです。
人間関係を広げる
「緩い人間関係が、人生に影響をもたらすような出会いをもたらしてくれる」
とよく言われるように、人生の転機となる出来事は意外な人間関係から不意にやってくるというのは珍しくありません。
成功者の話でもこういった内容がよく出てきます。
私たちもそういったチャンスを得るためには、自ら人間関係を広げにいく努力する必要があると言えるでしょう。
知らない人ばかりの集まりに参加してみたり、飲み屋で隣の人に話しかけて見るなどできることはたくさん。
今の時代のやり方
しかし、そうした対人でのコミュニケーションが苦手で自分からはなかなか話しかけられないという人がいるのも事実ですよね。
僕もそんな人間の一人です。
しかし現代の世界は便利なもので、そんな人でも手軽に人間関係を広げる手段があります。
それが「オンライン」でのつながりを利用することです。
直接のコミュニケーションは苦手な人でも、同じ趣味嗜好の人が集うコミュニティに参加して交流したり、SNSやオンラインで自らを発信することで多くの人と繋がることが可能。
今の時代、そこでの出会いも対面の出会いと同等の価値を持ち、プラスの影響をもたらしてくれる可能性が大いにあります。
本を読む、いろいろな世界を知る
本では、これまでの人間の足跡に触れることができます。
実際、今悩んでいることの答えは大体が本に書いてあります。
というのも人間の長い歴史上、自分と同じような境遇に立ち、同じような悩みを抱えた人間が必ずどこかに存在するから。
生きていて何か課題にぶつかった時には一人で悩む必要はありません。そんな時は本を読みましょう。
悩み解決の観点以外にも、本は新しい世界を提供してくれるという力もあります。
また自分が普通に生活しているだけでは体験できない世界に触れることができたりもします。
その体験により、シンプルに好奇心が満たされます。
さらにそこで知った世界を自らの人生に落とし込むことで、さらなる価値を発揮してくれます。
これからの人生を考える際、できるだけ多くの選択肢から選べたほうがより良い選択ができるでしょう。
読書はそれを可能にしてくれる、魔法の行動であると言えます。
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旅に出る
今住んでいる環境から抜け出すことで、自らを客観視することができます。
国内外問わず様々な場所に旅をして欲しいですが、おすすめは日本と環境が全く異なるような外国です。
僕は大学生の時にインドに行ったのですが、その時の何もかもが衝撃的でした。
日本と全く異なる生活、文化、価値観に触れ、自分が住んでいる世界の狭さや日本に生きるありがたさを思い知らされました。
「世の中にはいろんな世界があるんだな」
と知れることで、自らの視野を広げることができると同時に、自分の悩みのちっぽけさを知り、少し背中が軽くなるような感覚を味わうこともできます。
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親友を見つける
「親友」というものは、作ろうと思ってもそうそう簡単にできるものではありません。
心から信頼でき、全てを打ち明けることができるような友達を作るには、どうしてもそれなりに時間がかかってしまうものです。
しかしこの「親友」を持てるかどうかは、人生の良し悪しを大きく左右するとも言われています。
人間関係が人生の幸福度に直結するということは、多くの研究で確認されていることですが、親友がいるかどうかもこれに大きく影響を与えるんですね。
自分を偽る必要なく、ありのままの自分で接しても、それを受け止めてくれ、むしろ本来の自分を引き出してくれる。
そんな友人を、若いうちから見つけて育てていきましょう。
健康的な生活を身につける
若いうちは「健康」を軽視しがち。
特に何もしなくても、病気にはならないし、仮になってもすぐ治ってしまいますから。
しかし体への害は若い頃からの積み重ねが、年を取った時に現れてくるということがいくつもの研究で言われています。
人生を楽しむためには、健康な体は必要不可欠です。
そのためにも若いうちから健康の軸となる「食事」「運動」「睡眠」を整えておくことがとても重要。
しかし病気予防の観点以上に注目したい健康のメリットとして、毎日の活力を得られることと生産性のアップがあります。
「健康な精神は、健康な肉体から」
という言葉があるように、毎日をいい気分で有意義に過ごすためには健康が必要不可欠だったりします。
実際健康な状態だと自然と日々のパフォーマンスも上がります。
そのため病気予防と生産性の二つの観点から、ぜひ若いうちから健康に気を使っていただければと思います。
お金の勉強をする
「失われた30年」とも言われる日本経済の停滞を経て、銀行預金をしておけばお金が増えた時代が完全に終焉を迎えた現在。
NISAやiDeCoなどで国も支援を行うなど、自らの資産形成を行う上で誰もが「投資」という選択肢を持つのはもはや当たり前になりました。
投資の性質上、長期に渡ってコツコツ取り組んだ方が将来に大きな利益を手にすることができるというのが揺るぎのない事実です。
そのため20代の若いうちから投資についての知識を深めておくことは大いにある、いやむしろ必須とも言えるかもしれません。
人類史上最大の発明とされる「複利」の恩恵を受けるためにも、お金についての勉強は早いうちから進めておくのがおすすめです。
「美容」で見た目を良くする

生きていく中で自分の見た目というのはやはり大事です。
しかもこれが20代から気を付けないと、どんどん悪化してしまうというのも恐ろしいところ。
「人は見た目じゃなくて中身が大事なんだ」
というのももちろんですが、初対面の人間に対して私たちはどうしてもその人の見た目を重視します。
それもそのはず、初めて会った人を判断する情報は外見からしか判断することができませんから。
そして見た目が良くなるとシンプルに自分に自信を持つことができます。
見た目が変わると、周りの目がやっぱり少なからず変わるんですよね。
自分の中身は対して変わっていないのに、周りの自分への態度や扱い方が大きく変化することに気付かされます。
ある意味で薄情というか軽薄だなあなんて感じたりもしますが、それもまた良い経験です笑
自分の「見た目」は良くしておいて本当に損することがないので、毎日コツコツできることから取り組んでみるのがおすすめです。
趣味を広げる、深める
打ち込める趣味を持つことで、人生を何倍も楽しむことができるようになります
少しでも興味があるものは迷わずやってみましょう。
つまらなかったらやめればいいだけです。
一度やってみることに価値があります。
実際にやってみないで、食わず嫌いをするのはとてももったいない。
何事もそこにどんな面白さがあるのかは、実際にやるまでわからないものです。もしかしたら自分の人生を変える何かがそこに眠っているかもしれません。
また趣味を通じて「自分」を理解する手助けとすることもできます。
アウトドアが好きな人はみんなと何かを成し遂げることが好きなのかもしれませんし、漫画が好きな人は一人で何かをしたり、物語を楽しむことが好きなのかもしれません。
「趣味こそが人生だ」
そう言う人もいるくらいです。
そんな趣味を広げ、深めることで人生をより良いものとしていきましょう。
関連:【”趣味がない”でもう悩まない】自分の好きなことの見つけ方を順番にご紹介!
まとめ
今回は、20代にやるべきこと10選を紹介してきました!
人生において、トップレベルで重要である20代の時期をどのように過ごすかで、今後の人生に充実感を持つことができるか否かが決まります。
いろいろな経験をして、自分や世界についての理解を深めることがとても大事であると言えるでしょう。
とにかく行動することで今しかできないことを経験し、頭がフレッシュなうちに様々な情報を吸収してしまいましょう!
そこで得た経験の一つ一つが自らの将来の可能性を広げてくれること間違いなしです…
この記事が、皆さんの今後の人生の道しるべとなり、少しでも良い人生を送るきっかけとなれば幸いです!